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デザイン/設計・施工事例

オフィスの改装や移転、店舗の新築や改装、ビルの改装には、様々な理由があります。また、プロジェクトの 基本構想から工事完了に至るまでにも「ストーリー」があります。こちらのデザイン/設計・施工事例は、完成写真を羅列して掲載するのではなく、最終のデザ インに至るまでの背景や「ストーリー」などを紹介させていただいております。

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株式会社 エス・ティー・ワールド(渋東シネタワー)様

(海外旅行企画・販売、海外ブライダル企画・販売)
http://stworld.jp

デザインコンセプトは「安心感と分かり易さ」「高い品質の提供」。

■「安心感」と「分かり易さ」をデザインする~考え方。

 「安心感」をデザインするには、「安心感を2つの時間」に分けて考えるようにすると整理し易いと思います。
ひとつめは、ファースト・インプレッション(第一印象)です。初めて訪れるお客様が、まず、誰に(何処に)声をかけていいのか。を明確に示したデザインであること。
ふたつめは、セカンド・インプレッション(第二印象)というわけですが、ここでは、「印象」という短い時間ではなく「居心地の良さ」のような長い時間帯での安心感をデザインすることです。

■「安心感」と「分かり易さ」をデザインする~方法。

 ひとつめは、「分かり易さ」をデザインするためのファースト・インプレッション。
エレベーターホールからエントランスへ、正面にインフォメーションカウンターをレイアウトしているので、迷うことがありません。また、接客カウンター、接客テーブル、ウェイティングスペースがレイアウトゾーニングと床のカーペットの貼り分けで明確にされているため、それぞれのスペースが一目で分かるようにデザインしています。ふたつめは、「安心感」を「居心地の良さ」でデザインします。
不特定多数のお客様が来店するわけですから、プライバシーの確保は勿論、視線も気になります。だからと言って、パネルやパーティションで仕切ってしまっては、閉鎖的になり、それが「不安感」をつくってしまいます。それに、姿が見えず壁越しに聞こえる話し声はかえって聞き耳を立ててしまいがちです。むしろ人の存在を感じ、視線を感じないスリットやルーバー状の間仕切りを利用することで、「開放感」と「安心感」が得られ、天然木など自然素材や植栽を活用することで「居心地の良い」空間をつくり出すことが出来ます。

1 【インフォメーション】インフォメーションカウンター。
2 【接客コーナー】インフォメーション右横の接客コーナー。
3 【接客コーナー】インフォメーション左側は、接客スペースが広がる。
4 【接客コーナー】接客カウンターと待ち合いコーナー。
5 【接客コーナー】カウンター右側の接客コーナーから窓側を望。
6 【接客コーナー】木製のルーバーパーティションを使った開放的な空間。
7 【接客コーナー】木製のルーバーパーティションを使った開放的な空間。
8 【接客コーナー】木製のルーバーパーティションを使った開放的な空間。
9 【接客コーナー】窓側の接客コーナーからインフォメーション方向を望む。
10 【接客コーナー】接客カウンター。

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